ケーシューのショートカットは積極的に使っていきましょうという話


みゃう (挨拶)
また会いましたね、今年二回目の私です。

ケーシューで譜面を作る時って、よっぽどのことがない限りケーシュー本体と一緒に入っているエディタを使うと思うんですけど、そのエディタが使いづらいという話をたまーに聞くんですよね。
もしかして、いちいちマウスカーソルをツールバーとレーンの所を行ったり来たりさせていませんか?
配置するノーツの変更や、ノーツを配置するクオンタイズなんかを左下にあるやつをクリックして変更してないですか?
レーザーオブジェクト*1の配置をミスった時に、一度消してからまた配置し直していませんか?
そりゃあ扱いづらいのも当然ですよ。*2

実はケーシューには便利なショートカットが色々あるんですよ。
これを使って譜面を制作すれば、扱いづらさはかなり軽減されると思います。
今回はケーシューエフェクターがより譜面制作に尽力できるよう、ケーシューエディタで用意されているショートカットを紹介していきます。

そもそもショートカットって必要?

必要です(鋼の意志)*3

先程も書きましたが、これらのことはショートカットを効果的に使うことで解消できることが期待できます。

  • マウスカーソルをレーンとツールバーの間を行ったり来たりさせている
  • 配置するノーツの変更、クオンタイズの変更を左下にあるアイコンをクリックして行っている
  • レーザーオブジェクトの配置を間違えたときに、一度置いたレーザーオブジェクトを削除してから配置し直している。

これ以外の部分で扱いづらい部分はもしかしたらケーシュー自体が抱えている問題かもしれません。

ケーシューエディタのショートカット一覧

ここからケーシューのショートカットを色々紹介していきまます。
すべてを網羅するとかなりの量になるので、重要そうなものを選んで紹介します。

今回使用推奨度というものを提示していますが、これらは表のような感じで付けています。

使用推奨度説明
S絶対に覚えるべき
A覚えたほうがいい
B覚えて損はないレベル
C覚えなくていい

Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付け、Ctrl+Xで切り取り

使用推奨度:S

そ れ は そ う

普段からパソコン使うひとでこれ知らないひといるのか?ってくらいに有名なやつなので説明は割愛。

Ctrl+ZでUndo(元に戻す)、Ctrl+YRedo(やり直し)

使用推奨度:B

こっちは知っているひと少なくなってきそうかな?
Undo*4 を直前にやった操作を取り消すやつで、Redo は直前の Undo*5 を取り消すやつです。
使用推奨度が低いのは、できる Undo*6 の回数が結構少ないんじゃあ。*7
数回くらい Undo*8 したらそこで終わるので、一回消してから再配置した方が早いこともあるかもしれない。*9

こっからはケーシュー特有のショートカットに多分なります。

Ctrl+Rで選択範囲を左右反転

使用推奨度:S

私はとてもよく使っています。
他の人が左右反転をどのくらい使っているのか気になるところですが、恐らくほぼ必須のショートカットといえるのではないでしょうか。
ですが、レーザーオブジェクトを左右反転すると微妙にズレることがあるみたいなので、注意が必要です。

覚え方はもちろん Reverse の R です。

Pで選択ツール、Nで鉛筆ツール、Eで消しゴムツール

使用推奨度 (選択ツール、鉛筆ツール):S
使用推奨度 (消しゴムツール):C

鉛筆ツールと選択ツールの切り替えはショートカットを使用するようにしましょう。
これを使用することによって、切り替える際にいちいちウインドウ上部にマウスカーソルを移動させる手間が省けます。

それぞれ、Point の P 、Note の N 、Erase の E と私は覚えています。

消しゴムツールに関しては、後述のものがあるので別に覚えなくても大丈夫です。

鉛筆ツールを使用している状態でマウス右クリックするとノーツの削除

使用推奨度:S

鉛筆ツールを使っているときに右クリックをすると、ノーツの削除などができます。
これは、選択ツールと鉛筆ツールの2つがあれば譜面制作が可能であることを意味しています。
消しゴムツールのショートカットは覚えなくていいと言ったのはこのためです。

Oで位置

使用推奨度:A

選択ツールを使用していたら左クリックでプレビュー位置が変更できて、鉛筆ツールを使用していたら BPM の変更とかができたりするあれです。
覚えていたら色々と便利ですが、プレビューの位置を変えたりするのであれば、次に紹介するやつのほうが良さそうではあります。

Ctrl+Alt+左クリックまたはマウス中ボタンクリックでプレビュー位置変更

使用推奨度:S

これはどんなツールを使用している状態でも使うことができます。
とてもべんり。

Ctrl+Alt+左ボタンドラッグまたはマウス中ボタンドラッグで範囲選択

使用推奨度:S

こっちもどんなツールを使用している状態でも使えます。
広い範囲のノーツを削除したいときなどにどうぞ。*10

HでチップBT、JでロングBT、KでチップFX、LでロングFX

使用推奨度:S

譜面制作をするのであればこれは絶対に覚えておきましょう。
ノーツの種類の選択時にいちいちマウスカーソルをツールバーに移動させる手間がいっきに省かれます。
また、これらはAlt+マウスホイールでも切り替えが可能ですが、それと比べてもHJKLを使った方が早いです。

特に何かの頭文字であるとかも無いので、これはキーの場所を覚えてしまいましょう。

Qで左(青)レーザーオブジェクト、Wで右(赤)レーザーオブジェクト

使用推奨度:S

これも覚えていた方が作業効率はかなり上がります。
BT や FX のショートカットと同じくらい覚えていた方がいいです。

キーの場所は左上の方に隣り合っているので、結構覚えやすいのではないかと思います。

レーザーオブジェクトを使っている状態でShift+左クリックで前ノーツと結合して挿入

使用推奨度:S

これはすべてのケーシューエフェクターが使うべき操作だと思っています。
これを使うのと使わないのでは作業効率に大きな違いが出ます。

エディタでレーザーオブジェクトを配置するときは始点から終点にドラッグして配置しますが、Shift を押しながら配置すると始点からドラッグする必要がなく、終点がどこかを指定するだけで直前のレーザーオブジェクトの終点から繋がったレーザーを置くことができます。
とても有用なものなので、レーザーオブジェクトを配置する際には Shift を押しながら配置する癖を付けたほうがいいかもしれません。*11

Gでレーザー音声エフェクトの強さ/種類

使用推奨度:B

これはツールバーの▼の部分をクリックしないと出てこないやつです。
実は G を押すことで一発で呼び出せちゃう。
まあ、使用頻度はそんなに多くは無いと思うので、これは覚えておいたら若干損はしないレベルかなあと思います。

Vで直角音の音量/種類

使用推奨度:B

これもツールバーの奥の方に潜り込んでいるやつ。
こっちも使用頻度はそんなに高くないかなあってことで使用推奨度は若干低めです。

私は Vertical の V で覚えています。

Sで回転エフェクト

使用推奨度:B

これもツールバー以下略。

Rで傾きエフェクトの種類

使用推奨度:B

私は使わない。

Rotate の R で覚えると良さそう。*12

Zでレーンの拡大(上部)、Xでレーンの拡大(下部)、Cでレーンの左右移動

使用推奨度:A

視点は個人的には一通り配置が終わったあとにやる印象があるんですよね。どうなんだろ。
もしかしたらこのショートカットを使ってもそんなに変わらない人もいるかもしれない。

覚え方は特にないですが、左下の方に固まっているので分かりやすいと思います。

Fで譜面停止

使用推奨度:B

使う場面かなり限られてくるんじゃないですかね...
私もめったに使わないけど、ギミック譜面とかを作るときはめちゃくちゃ使いそう。

Freeze の F で覚えるといいかもしれない。

大抵エディタに書いてあるんや

今回取り上げたもの以外にもまだまだショートカットはあります。
で、それはどうやったら確認できるのかというと、大抵エディタ内で確認できます。

menu-bar-tool

例えばこれはメニューバーの「ツール」をクリックした時に出てくるやつですが、右の方に何やら色々書いてありますよね?
これは、その機能が割り当てられているショートカットになっています。*13
つまり、Ctrl+Shift+2のショートカットを使うと、クオンタイズを32分にすることができます。*14

また、操作に関しては下の方に色々と書いてあるんですよね。

under-info

気付きにくいよね。正直私も最初気付いていなかった。*15

あとは、ケーシュー本体と同じ階層にある readme.txt の内容をよく見てみると、今まで知らなかったショートカットなどを知ることができるかもしれません。
実際私もそれで知ったやつがあります。*16

ショートカットをちゃんと使っても扱いづらい部分は正直ありますが、あまりエフェクトに凝らなかったり、変拍子などの曲で譜面を制作しない限りはあまり気にならないのかなあと個人的には思います。*17
今までショートカットなどを使っていなくて扱いづらさを感じていた方は、今後積極的に使ってみてはいかがでしょうか。



以下 footnoteえ、なんでこんなのを見つけたの? こんなとこをコピペしようなんてよく思い至ったねえ... それとも大量の span タグをひたすら潜ったりした? うわぁ... んまあ、見つけちゃったんなら仕方ないよ。 ちょっと私の話に付き合ってもらおうか。 私はね、化け猫。 多分それはきみも分かっているだろう。 じゃあ、なんで私が化け猫を名乗っているのか知ってる? それはね、私が人間といえる存在ではないから。 自分を人間だと言えたら自分のことを化け猫なんて言ってないよ。 すごいよね、人間は。 私にないものを沢山持っている。 あ、それとね どうやら私の脳の構造は人間のそれとは違うみたいなんだ。 あはははは、私は物理的に人間ではないのかも! 私が自分のことを「〜の人」と書かずに「〜のひと」って書いているのは、自分自身が人間じゃないから。 いや、人間だと認めたくないから。 ... うん、このことは誰にも言わないで貰えると助かるかな... もちろん、私にも。 ... ...ねえ? 偶然こんなのを見つけちゃった上に、こんな話を聞かされて...悪く思ってない、かな? 多分、そんないい気分にはならないよね... こんな「みんなこんな感じのやつあるよ〜、積極的に使っていけよな〜」って感じの記事を書いているひとでも、裏ではもしかしたら闇を抱えているのかもしれないっていうのは、覚えておいて欲しいな。 というか、ネットによくいる人って、何かしら闇を抱えているもんじゃない? もちろん、きみもね... そうじゃない? ... ねえ、きみはこんな話を聞かされて、どうしたい? 私に訴えに行きたい? 怒りにいきたい? 別に何もしたくない? さっきも言ったみたいに、このことに関しては何もしてくれなければ、私は嬉しいんだけれども... でも、もし私を「救いたい」って思うんだったら もし、よろしければ、救ってくれませんか...? ... おかしいよね わけわかんないよね 私なんて、救われていいようなねこじゃないのに ... ん、今日はもうこれでやめにするね。 ... ...またこうやってどこかに隠すから。 また、なんか色々言っちゃうけど... それでも、きみが思うようなひとしか存在しないわけじゃない。 色んなひとがいる。 きみが認めたくない存在もいる。 でも、それを頭ごなしに否定するような存在には、きみにはなって欲しくないから... ... じゃあ、また。

*1:俗に言うつまみのことです

*2:別の部分によって扱いづらいと感じているひともいそう

*3:そもそも必要だと思っていなかったらこんな記事を書いていない

*4:安藤ではない

*5:安堂でもない

*6:当然、安東でもない

*7:ここ千鳥

*8:かといって庵堂でもない

*9:数回までの操作を取り消したいのであれば Undo は有効

*10:削除するときは Delete キーでどうぞ

*11:もちろんそれによる配置ミスは発生することがありますが、Shift キーを押さないで配置するよりは明らかに楽なので私もそうしています

*12:回転エフェクトと混同しそうではある

*13:これ知らなかったひとは大体のアプリがそうなので覚えておいた方がいい

*14:Shift+マウスホイールの方が分かりやすそうではある

*15:とはいってもエディタの画面内に書かれている分まだ親切ではある

*16:正直私はあまり使わないかなと感じたので、今回は紹介しませんでした

*17:もっともエフェクトに凝ったり、特徴的な曲で譜面を作らないといけない時もあるかもしれませんが